ハイローオーストラリアで複数口座を所持する方法を教えます!

ハイローオーストラリア複数口座

突然ですが、「ハイローオーストラリアで複数口座を持ちたい!」と考えている方はいませんか?

ただ、ハイローオーストラリアの複数口座開設に関して以下のような情報も出回っており、複数口座を持つことを躊躇っている方も多いと思います。

「複数口座を持つと強制解約される」
「バレないようにすれば大丈夫!」

そこで今回は、ハイローオーストラリアでは複数口座を保有することはできるか?について詳しく解説していきます。

複数口座保有に関するハイローオーストラリアの公式見解

ハイローオーストラリア複数口座

まずは、複数口座を持つことについてハイローオーストラリアではどのようなルールになっているのかを確認しましょう。

結論から言うと、ハイローオーストラリアでは複数口座を持つことを禁止しています。

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塾長

具体的に、複数口座の所有について、ハイローオーストラリアでは次のように明記しています!

【口座の強制解約について】

以下の事由に一つでも該当する場合、口座が強制的に解約されます。

  • レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
  • 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると弊社が判断する場合
  • クレジットカードの乱用が認められた場合
  • 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合
  • 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
  • 同一人が複数口座を開いたことが確認された場合(両方の口座を解約することがあります)

参照:https://highlow.com/resources/faq

複数の口座を持つとハイローオーストラリア側に見なされた場合、2つ目の口座を強制解約、もしくは、最初に開設した取引口座も強制解約処分になる可能性があります。

一度強制解約されてしまうと、基本的に口座が復活することはありません。

その際は、利益額も没収される恐れがあります。

このことは口座開設を行う際に同意する利用規約にも明記されています。

【第3章取引方法 3.1.】

商品は同種口座を1つのみ保有するお客様に提供される商品であり、ご利用にあたっては2 つ目以降の口座の開設を固くお断りします。当社の絶対的な裁量により実質上既存のお客様が保有する2 つ目以降の口座を認定した場合、当該口座を閉鎖する権利を留保します。

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塾長

利用規約に記載されていることは、たとえ読んでいなくても「知らかなった」では済まされません!

ということで、複数口座を持つことはおすすめしません。

ハイローオーストラリアはシステム的には複数口座所持できる?

ハイローオーストラリアでは複数口座の所持は不可能と解説しましたが、実はシステム上は複数口座を作ることができます。

この点についても、少しお話しておきますね。

ハイローオーストラリア複数口座

実は、口座契約条件に次のような記載があります。

【3.本口座 3.1.】

当社はお客様に提供する本金融取引または金融サービスに関して一つまたは複数の本口座を開設することができます。当社は理由を説明することなくお客様の口座開設要求を拒絶する裁量権を持ちます。

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塾長

はっきりと「複数口座を開設できる」と書いてありますね!

さらに、口座開設要求を拒絶する裁量権についても書かれていますのでご紹介します。

【3.本口座 3.3.】

お客様が本契約条件に従って行われる本取引は、当該金融商品または金融サービスのために当社が開設する関連口座に記録されます。お客様が別の本口座の開設を当社に特別に要請されない限り、お客様は1口座のみを保有するものとみなされ、お客様に提供された各金融商品または金融サービスに関する本取引は当該口座に記録されます。

【3.本口座 3.5.(b)】

(b)また、当社は複数の本口座を(報告や証拠金の管理のため、またはその他の本契約条件に従って)一括することができますが、お客様は一括した本口座に関する報告を直ちに入手できないことがあります。

上記を要約すると、次のようになります。

システム上は複数口座開設・再登録はできるが、ルールでは認めていないから2つ目以降の口座開設要求は拒否する権利が運営側にある。

さらに、2つ目以降の口座に関しては、「特別に要請して認められていないものは、最初に開設した口座に一括してまとめることができます」とも書かれています。

くどくどと説明していますが、要は複数口座はシステム上は作成できるがルール違反だから厳しく罰しますということです。

システム的に複数口座持てるがために起きるハイローオーストラリアでの悲劇

ハイローオーストラリア複数口座

ルール違反だけどシステム的にはできるとなると、知らないうちに複数口座を持ってしまい悲劇が起きることがあります。

以下の2つは、罪の意識なくやってしまいがちな複数口座の所持パターンです。

複数口座所持で起こりうるトラブル

  • 家族名義で口座を開設して取引をする
  • 他人名義で開設した口座を借りて取引をする

この2点について説明します。

家族名義で口座を開設して取引をする

旦那さん名義のクレジットカードで買い物しつつ、自分名義のクレジットカードも持っている主婦と似ていますね。

この感覚でハイローオーストラリアに口座開設し、あとから自分名義の口座を作って、結果的に複数の口座を所持してしまうというケースは結構あるんじゃないでしょうか?

こういった場合、複数口座を所持できても、途中で止められて取引できるなくなる可能性が非常に高いです。

というのも、口座契約条件に次のように記載されているからです。

【解釈 2.2. 禁止行為】

(n)同一のIPアドレスから複数の口座への取引

(o)単一のデバイスからの、複数の取引口座での取引

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塾長

同じIPからの複数口座での取引や単一デバイスからの複数口座での取引は禁止されているようです!

ここで注意していただきたいのは、家族間で取引口座を共有していない場合でも同じ家のグローバルIPは同じという点です。

例えば、同居している夫婦間で別々にハイローオーストラリアで口座開設して、それぞれで運用している場合でも禁止行為に該当してしまいます。

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田中

アカウントは完全に別物なのにね…
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塾長

ハイローオーストラリアでは、一人に付き一つの取引口座がルールなので、この場合は運営側に相談してみるとなんとかなるかもしれません!

運営側に相談するのが面倒なら、夫がハイローオーストラリアで取引するなら妻は別の業者で口座開設するなどの対策が必要です。

また、別々の居住地で暮らしている夫婦の場合は、ネット回線も共有していないはずです。

そうなると、IPアドレスも重複しないので問題なく口座開設できます。

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塾長

夫が単身赴任で他の地域に住んでいるケースがこれに該当します!

ポイントをまとめると次の通りです。

まとめ

  • 家族名義で口座を開設するとIPアドレスが重複するため、複数口座を所持しているとみなされて、口座凍結・強制退会・利益額の没収などの厳しいペナルティーを受ける危険性が高い。
  • 別居している家族に関しては、IPアドレスが異なるので、家族間でも口座開設ができる。

他人名義で開設した口座を借りて取引をする

ハイローオーストラリア複数口座

もう一つ、複数口座開設してしまうパターンが「他人名義の口座を開設する」というものです。

こちらは、家族名義で口座開設する場合と違い、居住地や本人確認書類で複数口座を疑われる心配はありません。

ですから、口座開設自体は問題ありません。

問題は、その他人名義の口座で利益が出たときです。

利益が出るとその口座開設者に税金が発生します。

ハイローオーストラリアでは本人名義の口座以外の銀行口座に出金できないことになっています。

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塾長

つまり、名義を貸した人が税金を払わなければならなくなります!

さらに、口座で出た利益をあなたの口座に移すとなると、その額によってはあなたに贈与税が発生します。

他人名義の口座で利益を上げた場合の税金に関してまとめると次の通りです。

課税される人

口座名義人(口座開設者・名義を貸した人)

ハイローオーストラリアからの出金

  • ハイローオーストラリア→あなたの口座(出金不可)
  • ハイローオーストラリア→口座開設者の口座(出金可)
利益額贈与に関する課税

ハイローオーストラリア→口座開設者の口座→あなたの口座
※贈与税が必要(年間110万円を超える場合)

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塾長

いろいろとトラブルの匂いがしますね!

まず、「利益が出た場合は名義を貸した人が納税しなければならない」ということは、名義を借りる前にきちんと伝えておかなければならないでしょう。

さらに、利益が出た場合、それをすんなりあなたの口座に移してくれるか?ここは相当な信頼関係が必要ですね。

他人名義の口座を作る場合のポイントをまとめると次の通りです。

まとめ

  • 他人名義で口座は開設できるが、出金できるのは口座開設者名義の銀行口座のみ。
  • 利益が出た場合の課税対象者は口座開設者
  • 口座開設者から受け取った利益の額が110万円以上なら、贈与税が発生する
  • グローバルIDを辿れば複数口座であることはバレる

ハイローオーストラリアで複数口座を開設するメリットとデメリット

ハイローオーストラリア複数口座

ハイローオーストラリアで複数口座を持つことはシステム上は可能ですが、ハイローオーストラリアの利用規約で禁止されています。

では、「そんな危険を犯してまで、なんで複数口座を作りたいの?」と疑問に感じている方もいるでしょう。

そこで、ここでは一旦ハイローオーストラリアから離れて、「バイナリーオプション」という視点から複数口座所持することのメリット・デメリットを考えてみましょう。

バイナリーオプションで複数口座を開設するメリット

複数口座を開設するメリットとしては主に次のようなものが挙げられます。

複数口座を開設するメリット

  • 取引口座ごと(業者ごと)に取引銘柄や取引手段を変えられる
  • 最も高いペイアウト率の取引が選択できる
  • 閉鎖などによる資金損失のリスクを回避できる
  • 自己裁量の取引とシグナルソフトを使った取引を分けることができる

FXなどでは、複数口座を開設し、資金面でものリスクを分散しますが、同じことがバイナリーオプションにも当てはまります。

また、口座ごとに取引手法を変えられると、どの手法が最も勝率が高いかも把握しやすいでしょう。

また、業者ごとのキャンペーンを使い分けることもできます。

バイナリーオプションで複数口座を開設するデメリット

バイナリーオプションで複数口座を開設するデメリットとしては次のようなものがあります。

複数口座を開設するデメリット

  • 各取引口座のアカウント管理が大変である
  • 取引回数が増え、損失額が膨らむ危険性がある
  • 資金を分散させるので、取引額が少額になる
  • キャンペーン告知などが登録アドレスに大量に届く

このように、複数口座開設するデメリットはそんなに大したものではありません。

アカウントや資金の管理は大変ですが、きちんと管理できれば問題にはなりません。

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塾長

損失と資金に関するリスク管理さえできていればデメリットらしいデメリットはないのです!

最も安全な複数口座開設方法

最後に、ハイローオーストラリアに口座をもちつつ、複数口座を所持する最も安全な方法をご紹介します。

ズバリ、ハイローオーストラリアで一つ口座を開設し、他の業者でも口座を開設することです。

多少、がっかりした人もいるかもしれませんが、ハイローオーストラリア内で複数口座を所持することはリスクが高すぎます。

一度、口座を強制解約されてしまうと、たとえ再登録できたとしても、口座ができるようになるまでに1年かかります。

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塾長

ハイローオーストラリアでは、何らかの理由で口座解約したら1年以上期間を明けないと再登録できないことになっています!

そういった諸々のリスクを考えると、ハイローオーストラリアで複数口座を開設することはおすすめしません。

まとめ

先ほどもお話した通り、ハイローオーストラリアで複数口座を所持することはおすすめしません。

しかし、バイナリーオプション全体で見た場合、複数口座を所持することは禁止されていませんし、複数口座を所持することにはメリットがあります。

安全に複数口座を所持し、ストレスなく運用していきたいのなら、ハイローオーストラリア以外の業者での口座開設を検討してみましょう。

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塾長

ハイローオーストラリアの口座開設がまだ済んでいない人は、以下の記事を参考にしてみてください!